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facebookがMetaに社名変更


Facebookは現地時間2021年10月28日、VR/AR開発者向けカンファレンス「Connect2021」の基調講演のなかで、社名を「Meta」に変更すると発表しました。
今後は仮想空間「メタバース」に関するビジネスに注力していくようです。

これは正しい選択のように思います。
私はFacebookをしていますが、徐々にFacebookに記事投稿する人は少なくなってきており、Facebookを見る時間も少なくなっています。
Facebookを見る人が少なくなれば、それに比例してFacebook側の広告収入も少なくなります。
Facebookが今後、どれだけ機能面で充実していったところで、今後Facebook利用者数はV字回復するとは思えません。

そう考えると、このコロナ禍で一気にリモートワークが進化した流れを考えても、いよいよ新しい人との繋がりとして仮想空間「メタバース」に入っていくことは自然の流れかもしれません。

Facebook普及でホームページは必要なくなる?

Facebookが普及し始めた当初、ホームページは必要なくなるんじゃないか?と言われたことがあります。
たしかに一時的には危機感を感じたこともありました。
しかし、すぐにFacebookなどのSNSの使われ方と、ホームページの使われ方とでは根本的に違うことを私自信が体感し、SNS普及でホームページが無くなることはないだろうと結論は出ました。

現実、ホームページは無くなることはなく、いろいろなメディアの中でホームページは正式な情報を伝える根幹へと位置しています。
企業にとっては、ホームページで正式な情報伝え、それをSNSで拡散し、そして動画で楽しく、分かりやすく伝えるような使い方になってきています。

仮想空間「メタバース」の世界

リモートワークで疲れが出てくるのは、自分の顔も映った画像と、人の顔が映った画像が並んだ状態でのミーティングではないでしょうか。
日常を過ごしていて、自分の顔や姿を見ることは、洗面所に行って鏡を見るときくらいでしょう。
しかし、リモートワークで会議をすればするほど、自分の顔や姿も一緒に見ることになります。

それが、仮想空間「メタバース」の世界なら、アバターとして自分に似ているアイコンやイラストにはするとは思いますが、リアルな自分ではなくなります。
リアルな自分が多少疲れていたとしても、アバターの自分はそれとは連動しているわけではありません。画面の中の自分は、いたって元気に振る舞えるわけです。
しかも、メタバースの世界の中なら、性別や年齢なども関係ないんでしょうね。

facebookあらためMetaが、このメタバースの世界を牽引し、人々がメタバースの世界の中で活動をし始めたのなら、どういう世界になるんでしょうか?
その仮想空間の世界の中で経済をまわし、その世界の中で価値が生まれ、あげくのはてには「自分」という定義さえも、分からなくなってしまうかもしれないですね。

仮想空間の中のアバターも、自分として活動していきますが、もしかするとその自分の方が本当の自分として認識しはじめる時がくるかもしれないですし、体(肉体)への重要性も低くなるかもしれないですね。

まだ、私にはあまり想像はできませんが、Metaは人々のほとんどが仮想空間「メタバース」の中で、時を過ごすことを本気で考え、それが現実となるように使いやすい「メタバース」の開発を行なっていることは想像できます。

ここまできたら、ホームページは無くなると思いますので、私たちも何を仕事としていくかを考える必要がありますね。

私たちの100年ビジョンは
「情報量と表現力で世界の地方都市を活気づける」なので仮想空間「メタバース」の中で、地方都市を活気づけられるのであればそうするし、そうでなければリアルな世界での地方都市を活気づける方向になります。
果たして、どちらなのかな??