Microsoft Defender（Windows Defender）でもいいらしい
IT関連、ホームページ制作の仕事をしているということもありますが、社内にあるパソコンにはすべて「ウイルス対策ソフト」は入れています。
それは当然のことだと思っていました。
ただですね・・・。
ここ最近、Windowsのマシンに標準搭載されている「Microsoft Defender（Windows Defender）」が、かなり優秀だという噂をよく聞きます。
ネットであれこれ調べてみても、昔はよくなかったようですが、最近ではかなり良くなって、ヘタをすると他の「ウイルス対策ソフト」よりも優秀だという第三機関による発表もあるそうです。
そこで「Microsoft Defender（Windows Defender）」について、いろいろ調べてみました。
Microsoft Defender（Windows Defender）とは
「Microsoft Defender（Windows Defender）」とは、Microsoft社が提供しているWindowsのセキュリティ対策ソフトで、マルウェアを検知して取り除くセキュリティ機能などを搭載しています。
Windows 8からOSに標準搭載されるようになり、基本的に無料で利用可能です。
「Windows Defender」という名称は長年にわたって親しまれてきましたが、「Windows 10 May 2020 Update」からは「Microsoft Defender」として製品が展開されているようです。
ポイントは、Windows PCを使っていれば、無料で「Microsoft Defender（Windows Defender）」がついてくるということです。
※一部有料の機能もあります。
Microsoft Defender（Windows Defender）の性能
ウイルスの脅威の防止
PC 内のスキャンやウイルス防止のための各種設定の変更、 Microsoft Defender の更新が可能です。
デバイスのパフォーマンスと正常性
Windows が最新の状態かどうか、デバイスの問題の有無を確認できる。
また、ページ内の「新たに開始」から Windows 10 のフレッシュスタートが可能。
（フレッシュスタートとは、Windows10を初期状態にする機能）
ファイアウォールとネットワーク保護
こちらの項目では、ネットワーク接続/ ファイアウォールの各種設定、ネットワークのトラブルシューティングなどが可能です。
ファイアウォールとは、内部ネットワークへの不正アクセスを防ぐための防火壁を指します。
ファミリのオプション
お子様用のユーザーアカウントの保護のための各種設定が可能です。
また、ご家族のデバイスの状態と安全性も確認できます。
外部機関の評価
ウイルス対策ソフトの性能を評価する第三者機関があるそうですが、その「AVTEST」によると「100%」 という保護スコアを「Microsoft Defender」は記録して結果もあるようです。
別の「AVTESTAVTEST」によるマルウェアプロテクションビジネスセキュリティテストでは、99.85%という高いパフォーマンスを発揮しています。
これは、一般に市販されているセキュリティ対策ソフトに引けを取らない結果です。
まとめ
もしも「Microsoft Defender」よりも劣っている「ウイルス対策ソフト」を入れていた場合、優秀な「Microsoft Defender」を停止してその「ウイルス対策ソフト」を常駐させることになります。
（2つを一緒に常駐できないので）
それはアホみたいな話です。お金を払って「ウイルス対策ソフト」を買っているのに、ウイルス対策の精度を落としているのですから・・。
もちろん、有料の「ウイルス対策ソフト」は、「Microsoft Defender」にはない機能もありますので一概には判断できませんが、低レベルな「ウイルス対策ソフト」は使わない方でいいでしょうね。
実際、メールに添付されてウイルスは毎日のように入ってきているのは事実です。
それを自動で隔離してくれて、開いたとしても警告を出してくれるわけですが、この程度は「Microsoft Defender」でもできる機能です。
当社はホームページ制作の仕事なので、ホームページのデータを置くサーバー側のセキュリティーは、また別の対策になりますが、個々のパソコンに入れる「ウイルス対策ソフト」は、今使っているものでいいのか、それともそれを辞めて「Microsoft Defender」にするのかは、今後検討してみます。
ただ、当社はそれまでに使っていたトレンドマイクロのウイルスバスターはやめて、別のウイルス対策ソフトには切り替えています。
そのウイルス対策ソフトは、第三者機関の「AVTEST」の評価によると「Microsoft Defender」よりは誤認識が少ないようなので、もう少しそのソフトを使ってみるかも知れません。
