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InstagramのUGC活用

UGCとは「User Generated Contents」の略で、企業ではなく一般のユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことをいいます。

Instagramと言えば#ハッシュタグをつけて写真をアップすることで、誰かがキーワードで検索した際にハッシュタグキーワードがヒットし、検索結果の画像を見ることができます。一般的な機能です。最近は、Instagramマップが使われるようになってきたことから、写真投稿時に「場所を追加」(位置情報)として、その写真を撮ったお店を選んでアップする人も増えています。

そうすると、Instagramマップでエリア検索した場合に、お店に紐づけられた写真が出てきます。Instagramをアップする人は写真と一緒にコメントもアップしていますので、それを読むと何を食べて美味しかったとかの情報を知ることができます。

これはお店側が発信している情報ではないため、信憑性もあって、お店選びに役立ちます。これを上手に活用していこうというのが、InstagramのUGC活用です。

飲食店を探す際に使う媒体で一番多いのはInstagram

少し古い情報にはなりますが、2021年に株式会社RadixがInstagramで2アカウント合計12.2万人のフォロワーを対象とした調査結果によると、飲食店を探す際に使う媒体で一番多いのはInstagramでした。
以下のグラフは、飲食店・美容室・旅行先の3ジャンルに分けて調査した結果です。

引用元>>PR TIMES 【2021年最新情報】これからの店舗探しは、インスタマップが主流に!


飲食店・美容室・旅行先の3ジャンルに分けて調査した結果

Googleで検索する人は、Instagramの半分くらいですね。ということはホームページを見る人も少ないということですね。

#ハッシュタグ検索よりもマップ検索の方がよい理由

この調査を行ったところが、他にも調査している結果で興味深い結果がありました。
それは「ユーザーは店舗を探すためにハッシュタグを使うが、不満も多い」という調査結果です。

以下は、それらを証明するグラフです。


上記結果から、ユーザーはInstagram上で店舗を探すときにハッシュタグをよく使うことがわかります。

一方で、ハッシュタグを使って店舗を探すには何かと不便が多いようです。ハッシュタグ検索に不満を感じている人は約65%もいます。

1番多くの声が上がった”ハッシュタグが正しくヒットしない”。ユーザーが投稿を意図的にヒットしやすくしようとした結果、投稿内容とは関係のないハッシュタグが乱用されているという現状があるようです・・。

企業側はどう活用するか?

まずは、お店の位置情報をつけた写真をInstagramにいっぱいアップしてもらうことです。
それには、お客様が喜ぶことを店内で行うことが一番です。
基本中の基本は、お客様が写真を撮ってアップしたくなる、びっくりするようなメニューを用意すること。そして、お客様への真摯な接客ではないでしょうか。

その次は、お店側の情報も伝えられる仕組みも作っておくことです。
具体的にはInstagramのビジネスアカウントを取得し、お店せの住所、ホームページアドレス、電話番号、営業日、営業時間などの基本情報を掲載しておくことは必須かと思います。そして、お店側しか提供できない写真をアップするのがよいでしょう。例えば仕入れた素材の写真や、調理風景の動画など。
そうすることでストーリー性が生まれます。

そして最後の一押しとして、公式ホームページでお店側からの正確な情報として、おしらせ、メニュー(季節のメニュー)、お得な情報、ご利用方法などを掲載するのがよいでしょう。