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IE(Internet Explorer)11のサポート終了について


Internet Explorer

ホームページを何のブラウザで見るかは、ユーザー側のパソコン環境に依存します。
Chromeで見るのか?、Firefoxで見るのか?、Edgeで見るのか? という具合です。

私がインターネットに触れ始めた1995年ころの主流といえば「Netscape Navigator」でした。懐かしい。
遊びでホームページ作るのに、HTMLソースを書いて画像と組み合わさったものが「Netscape Navigator」のブラウザで表示されると、それだけで感激したものです。

その後、マイクロソフトのInternet Explorerが、「ウィンドウズ95」の普及共に機能を強化し、「ブラウザ戦争」と呼ばれるシェアの争奪戦が始まります。
Internet Explorerがブラウザ戦争に勝ったのは、同ソフトをオペレーティングシステムに抱き合わせたことや、Windows98以降、同ソフトがOSのシェルに統合されたことで、パソコンを導入してすぐに使え、他のブラウザソフトを新たに導入する機会自体が減ったことも大きいと思われます。

その後、Internet Exploreの独壇場となりましたが、それでも「Firefox」も表示スピードの速さで独自の進化をしていたり、そしてGoogleも勢力を増してきて今では「Chrome」が市場のシェアを独占しています。

マイクロソフトはその後、いつの間にか「Edge」とうブラウザを登場させ、今は更に表示スピードを改良した「Chromium版Edge」(Chromiumは、オープンソースのブラウザー)切り替えてきています。

ということで、とうとう「Internet Explore」のサポート終了が発表となったわけです。

・2020年11月30日から、Microsoft TeamsのウェブアプリはIE 11のサポートを終了。
・2021年8月17日以降は、それ以外のMicrosoft 365のアプリとサービスはIE 11のサポートを終了。

「IE11」は、表示が崩れるので困るのです・・。

ホームページを何のブラウザで見るかで、デザインの表示が微妙に異なるのです。
それでも、昔ほど大きくデザインが崩れることは無くなってきましたが、ホームページ制作の最終段階ではブラウザチェックという確認作業を行っています。

当社では「IE11」でのブラウザ対応は、基本しないことに切り替えました。
それは、IE11のサポート終了が発表されたことと、IE11で見るとあまりにもデザインが崩れる場合が多いので、その対策作業時間もかかってしまうからです。
ただ、IE11でも表示されるようにしたい。というご要望もたまにあるため、その場合はオプション料金を頂いて対応しています。

正直なところ、IE11で見るとあまりにもデザインが崩れる場合が多いため、「Internet Explore」のサポート終了はありがたいお知らせでした。

「IE11」は、それでもまだ見ている人がいる

以下は、2020年10月現在の国内でのブラウザシェア率です。
ほとんど、IE 11を利用している人は少なくなりましたが、それでもまだ7.73%もいるんですね。Macの人が使っているSafariよりも多いのにビックリします。


順位 ブラウザ名・バージョン シェア率
1位 Chrome 86.0 27.28%
2位 Chrome 85.0 19.51%
3位 Chrome for Android 8.59%
4位 IE 11.0 7.73%
5位 Edge 86 7.7%
6位 Firefox 81.0 4.72%
7位 Safari 13.1 4.2%
8位 Edge 85 3.83%
9位 Safari 14.0 3.43%
10位 Edge 18 0.91%

参照元:http://gs.statcounter.com/(2020/11/10)

IE11のシェア率が下がることで良くなること

それは、最新の画像ファイル形式「WebP(ウェッピー)」を使えるようになるかな。
これまでよく使われている画像ファイル形式は「JPEG」「PNG」というものが一般です。
ですが、もっと画像容量を小さくしてデータ転送スピードを上げようということで、Googleが最新の画像ファイル形式「WebP(ウェッピー)」を開発しました。

画像の種類によって、どのくらい画像容量が小さくなるかは変わりますが、「JPEG」の半分くらいにはなるため、かなり圧縮されます。

ホームページでは画像を使うことが多いため、ホームページを早く表示させるには画像の容量を下げるのが一番効果を出しやすいです。
(SEOの観点においても、ホームページを早く表示させることは有効です)

なので、ホームページで使う画像をこの最新の画像ファイル形式の「WebP」に全て置き換えれば、ホームページのデータ容量も約半分となり、スピードは2倍になる計算です。

しかし・・・・。
WebPは、Googleが開発したということで、もちろんChromeでは表示されますが、マイクロソフトのIE11、EdgeやアップルのSafariなどのブラウザでは当初サポートされませんでした。
ですが、Edgeでもサポートされるようになり、とうとう2020年9月リリースのiOS 14、そして2020年11月にはmacOS Big Surに搭載されているSafariでもWebPをサポートするようになりました。

これで、いよいよ画像を「WebP」の画像ファイル形式を使うホームページも増えてくるでしょう。
ただ、IE11のシェア率をどうみるかですかね・・・。

それでも、IE11のシェア率は下がる一方でしょうから、2021年に春ころからは「WebP」の画像ファイル形式にする流れかもしれませんね。

タグ:ホームページ