新潟 ホームページ制作「ZANMAI株式会社」 a-blog cms実装の定額制ホームページ制作プラン「サブスクWeb」

スキルブログ

詐欺サイト(ホームページ)が巧妙になってきている


詐欺サイト

先日、あるテレビ番組のMCが出演していないので、スマホで「○○○○(MC名) 欠席」とネットで検索したら、それに関するタイトルのものが検索順位1位で出てきたので、すぐにそのタイトルをクリックしました。
そしたら、そこは詐欺サイト(ホームページ)でした・・。

「あなたのスマートフォンのデータはまもなく消去されます」
みたいなメッセージが出て、赤文字でカウンドダウン表示。
その後にポップアップウインドウが開き、
「ここをクリックして手続きしてください」
みたいなことが書いてあるんです。
もちろん、そのポップアップウインドウを閉じるボタンはどこにもありません。

あらららら。と思い、ブラウザを閉じて、また開くとまたそのページにアクセスされます。
前に見たページを自動で開くわけですので、そうなりますよね・・。

ブラウザのキャッシュをクリアで回避

冷静になって考えてみて、単にブラウザのキャッシュをクリアすれば大丈夫ではないかな?
と思い、設定メニューからブラウザのキャッシュをクリアしたら、ブラウザを開いてもそのページには行かなくなりました。

まさか「○○○○(MC名) 欠席」で、検索1位で出てきたホームページがそんな詐欺サイト(ホームページ)だとは思いませんから、さすがに手口がすごいなとびっくりしました。
これは、私がある程度のIT知識があったから大丈夫でしたが、何も知識がない人はパニックになって、いろいろクリックして進んでしまいますね。

なぜGoogleは、そんなサイトを検索エンジンで1位に出していたのか?

疑問に思うのは、「○○○○(MC名) 欠席」のキーワードで、Googleの検索エンジンで1位にくるには、それに関わる内容の記事などがホームページ内に書かれていなければなりません。
しかし、実際に表示された詐欺サイト(ホームページ)には、そのMC名は書かれていなかったんです。

でも、Googleの検索結果のタイトルや説明文には明らかにMC名も書いてあり、欠席に関するもっともらしい説明も書かれていました。

そうすると犯人は、ネットで話題になりそうなものをいち早く記事にしてネットにアップし、そしてGoogleの検索エンジンで1位になったところで、内容を書き換えているのかもしれません。
詐欺サイト(ホームページ)は長期間ネットで存在させると、犯人が特定されてしまうので、短期間勝負なんでしょう。
そう考えると、上記のようにネットで話題になりそうなものなら、短期間に相当数のアクセスを見込めるので、その間に詐欺を行い、収益をあげてしまおうという魂胆なのかも知れません。

それにしても、ここまで詐欺サイト(ホームページ)が巧妙になってきているとは、びっくりしました。

万が一、詐欺サイトで次へ次へと進んでしまっても

万が一、詐欺サイトに入って、次へ次へと進んでしまっても、最終的にはお金を支払わなけれは大丈夫です。
・データがなくなる
・多額の請求書が届く
そんなことがホームページに書いてあっても、最終的にはお金を支払わなけれは大丈夫です。
もちろん、クレジットカード番号を入力したり、ギフトカードを買ったりすることもしないということです。

ですので、もしその詐欺サイトページが消えなくても、ITに詳しい人がいたら相談すればたいがいのことは解決しますので、まずは落ち着いて周りの人に相談しましょう。